「第34回せたがやふるさと区民まつり」を思い返してはたと気付きました。
世田谷区のお祭りを馬事公苑でやるということは、やはりここが世田谷区のヘソなのでしょう。
しかし、手放しで「ヘソ」だと納得はしていられません。
あのお祭りで膨大な自転車が駐輪場に集まった絶句するような状況を考えれば、実は客の多くは自転車で来たことになります。
では、なぜ自転車なのか。
自動車では駐車スペースが無く、電車では不便すぎる場所です。田園都市線の桜新町から歩いて15分ですが、世田谷区民の全員が容易に田園都市線に出られるわけではありません。小田急の経堂から歩くと20分になってしまいます。
結局、自転車が最も楽です。
もっとも、そのあたりの状況は杉並区も大差ないわけで、もし荻窪阿佐ヶ谷方面で何かやるのなら、多くの杉並区民にとって、自転車で行くのが最も楽ということになるのでしょう。